歯科治療に関していえば、

長い期間、

歯の形態の修復、機能回復といった対処療法に焦点が絞られていました。

しかし、近年は特に審美性を求める人が増加しており、

矯正治療希望者、インプラント(人工歯根)の希望者は増加傾向にあります。

これは、社会全体に口腔領域の健全性が、

よりよい生活に重要ということが広がったためと考えられます。

また、専門性が進み高度な歯科医療が求められる中、

セカンドオピニオンを希望する外来患者も

増えていることが感じられます。

口腔疾患

口腔疾患は乳幼児から高齢者にいたるまで、どの年齢層にもみられる疾患です。

疾患に罹患(りかん)する器官は、歯、歯周組織、口唇、頬部、口蓋、下、口底、上顎、下顎、顎関節、

唾液腺などあります。一般的に知られている齲蝕(むし歯)、歯周病、

舌がん以外にも、多種にわたる疾患が存在しています。

納得・同意して治療

最近では、顎関節の不調を訴える患者さんが増えてきています。

生活習慣病との因果関係の深い、社会生活の変化、

食生活の変化が要因に見受けられるケースが多くなっています。

口臭に対する悩みを持つ方も多く、検査、生活指導、カウンセリングも行われています。

医療に関する“患者さんの知る権利”は歯科医療も動揺で、治療がどのように計画され処置が行われ、

自分はこれから何をされるのか?とうい不安を抱かせて治療することは避けねばなりません。

エルム駅前歯科では、患者さんと医療者双方が納得・同意して治療を進めていくことに努めています。

 

医療者にとって当たり前の作業や行為でも、患者さんがどのような不安を抱えているかは分かりません。

確認し、患者さんに納得、同意していただいて、安心して歯科治療に集中して頂くことが、

口腔症状の改善につながるとエルム駅前歯科では考えています。

 

滅菌されたクリーンな手術室

歯科治療は外来での治療が大部分を占めます。

歯科専用の椅子に座り、その場で治療を行います。そのため治療中の患者さんの変化に対する

洞察力、観察力、迅速な対応力が医療者に求められます。

 

エルム駅前歯科では、外来治療だけではなく、手術治療が必要とされる症例にも対応しています。

口腔内細菌は、500種~700種とも言われており、健康な状態では気にすることはありませんが、

わずかな油断で、あっという間に増えて暴れ出し、その悪影響は口の中だけでなく、

脳卒中、心臓疾患のリスクを引き上げ、糖尿病を悪化させる要因にも変貌し、

認知症であればその進行を進めてしまう危険性があるのです。

 

細菌は全て絶滅したクリーンな環境で手術することが医療者には求められています。

エルム駅前歯科では滅菌されたクリーンな手術室を保有し、

万全の滅菌体制で院内感染の撲滅に努めています。